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追いかけ玉入れのかごを手作りしよう!材料・作り方・競技のコツまで完全ガイド

追いかけ玉入れのかごを手作りしよう!材料・作り方・競技のコツまで完全ガイド

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運動会の季節が近づくと、保育士や先生たちが頭を悩ませる準備のひとつが「追いかけ玉入れ用のかご」だ。市販品を買えば手軽だが、予算の制約があったり、学校や保育園の雰囲気に合わせたカラフルなものが欲しかったりすると、手作りが最善の選択肢になる。この記事では、追いかけ玉入れのかごを自分で作る方法を中心に、競技の基本ルール、子どもたちが盛り上がるコツ、安全面の注意点まで、必要な情報をひとまとめにして解説する。

そもそも「追いかけ玉入れ」とはどんな競技?

玉入れは明治時代から続く日本の定番競技だ。玉入れの発祥は明治時代といわれており、もともと軍隊の行事として行われていた運動会の中にすでにこの競技が存在していたようだ。バスケットを参考にした競技とされており、かごに球を入れるという点でとてもよく似ている。

その玉入れに鬼ごっこの要素を組み合わせたのが、追いかけ玉入れだ。「玉入れ鬼ごっこ」とも呼ばれるこの競技は、保育者が大きな籠を背中に背負って逃げ、子どもたちはそれを追いかけて玉を入れる遊びだ。「逃げていく籠を追いかけたい!」という子どもたちの気持ちが爆発して、とても盛り上がる競技となっている。

基本の玉入れのルールに加えて、相手チームが籠を背負って逃げ、その籠を追いかけて玉を入れる競技だ。鬼ごっこのように走りながら玉入れをするため体力が必要で、体力がない場合でも、鬼が逃げる方向を予測して玉を投げることができる。幼稚園から学生の運動会に活用されているほか、基本ルールの玉入れでは物足りない企業のレクリエーションとしても楽しまれている。

追いかけ玉入れの基本ルールをおさらい

競技の流れを正確に把握しておくと、かごの設計にも直接影響する。どんな形状が「背負いやすく」「玉が入りやすい」かを考えるためだ。

基本的な進め方は、紅組・白組の2チームに分かれ、子どもたちは2つずつ玉を持って待機する。逃げ役の先生2人が、紅白それぞれのチームの籠を背負い、「よーい、どん!」の合図で籠を背負った先生が逃げ回る。子どもたちは、自分のチームの籠を背負った先生を追いかけて玉を入れる仕組みだ。

追いかけ玉入れは、逃げる籠にできるだけ近づいて玉を入れる体力と、敵チームに玉を入れられないように逃げる俊敏性が必要だ。チームで声をかけ合って籠が逃げる方向に先回りしたり、敵チームに玉を入れられないようにジグザグに逃げたりするなど、戦略的な動きも勝敗を左右する。

追いかけながら玉を入れなければならないため体力を使うが、仲間が追い込んだかごを狙って先回りするなどの戦略性も楽しめる。単純に体が速い子だけが活躍するのではなく、頭を使った動きが光る場面も多い。それが、この競技が幅広い年齢層に支持されている理由のひとつだろう。

手作りかごに必要な材料と道具

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追いかけ玉入れ用のかごを手作りする場合、「背負える」という機能が最優先だ。固定式の支柱に取り付けるタイプとは違い、人が背負って走り回る前提で設計しなければならない。ここでは、手軽に入手できる材料を使った手作りかごの作り方を紹介する。

まず必要な材料をリストアップしよう。

  • 大きめのカゴ(ランドリーバスケット、プラスチック製ザルなど)
  • ランドセル型に背負えるよう加工するための太めのひも(または肩ベルト)
  • ビニールテープ(チームカラーの赤・白など)
  • 結束バンドまたは丈夫なロープ
  • 底が抜けないよう補強するための網素材や太糸
  • はさみ、キリ(穴あけ用)

家庭でも保育園でも手に入りやすいのが、100円ショップのランドリーバスケットや野菜用のプラスチックカゴだ。これらは軽量で、穴があいているものが多いため加工しやすい。かごの口の直径が30cm前後あると、玉が入りやすく競技としての面白さが増す。

手作りかごの作り方ステップガイド

作業自体はさほど難しくない。工具が限られている環境でも、以下の手順で十分機能するかごが完成する。

ステップ1:背負いひもの取り付け
かごの側面、上部に近い位置に2か所ずつキリで穴をあける。そこに太めのひもやナイロンベルトを通し、ランドセルのような肩ベルト状に結ぶ。ひもが抜けないよう、内側で大きな結び目を作るか、結束バンドで固定すると安心だ。

ステップ2:底の強化
かごの底が薄く、走っている最中に玉が落ちてしまうようなら、麻ひもや細いロープでクロス状に補強する。プラスチックザルをそのまま使う場合は、この工程は省略できることが多い。

ステップ3:チームカラーのデコレーション
赤チームなら赤のビニールテープをかごの縁に巻き、白チームなら白いテープを使う。シールやリボンで飾ると子どもたちも喜ぶ。視認性が高まり、競技中に自分のチームのかごがどこにあるかをひと目で確認できる。

ステップ4:高さの調整
背負ったときにかごの口が頭より少し高い位置に来るよう、ひもの長さを調整する。低すぎると玉が入りやすくなりすぎて競技のバランスが崩れ、高すぎると背負う人が動きにくくなる。試しに実際に背負ってみて確認しよう。

牛乳パックや段ボールで作る簡易かご

もっと手軽に、教材費ゼロで作りたい場合は段ボール箱が使える。大きめのみかん箱や宅配便の箱に、紙を貼って補強する。ただし、激しく動く競技では耐久性が課題になる。屋外で使う場合は雨や汗でふやける恐れもある。

そんなときは、段ボール箱全体をビニール袋で覆うか、透明テープでしっかりコーティングするといい。肩ベルトは布製の太いゴムひもを段ボールの四隅に通して結べば完成する。1回限りのイベントであれば十分実用的だ。

壁面装飾としての玉入れかごを作りたい場合は、画用紙を使った紙工作で玉入れカゴを作る方法もある。型紙に従って各パーツを切り、支柱をアーチ状に組み合わせることで立体的なかごが完成する。こちらは実際に使うかごではなく、教室の壁面装飾や工作として子どもたちと一緒に作る楽しさがある。

競技を安全に楽しむための注意点

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楽しい競技ほど、ケガには十分注意が必要だ。追いかけ玉入れは子どもたちが全力で走り回るため、通常の玉入れよりも接触事故のリスクが高い。

玉を拾う子、追いかける子、逃げる先生といろんな方向に動くことになるため、ぶつかってケガをしないよう注意が必要だ。安全に楽しめるよう、行う場所の広さや人数、時間などを調整しながら遊ぶことが大切だ。

低年齢で行うときは、2チームに分かれるのではなく、クラスで協力して追いかけながら玉を入れることを繰り返す形がよい。年齢に応じたルール調整は、子どもが安心して楽しめる環境づくりの基本だ。

参加者は玉を拾うためにかがんでいたり、かごだけを見ている時間があったりするため、お互いに周りがよく見えない場面が多くなる。ぶつかってけがをしないように、参加者自身はもちろん周りの人も気をつけることが求められる。

手作りかごを使う場合は、競技前に必ずかごの強度と肩ベルトの固定具合をチェックしよう。走っている最中にひもが外れてしまうと、転倒の原因になる。本番前に試走を1回行い、安全を確認してから本番に臨みたい。

追いかけ玉入れで勝つための戦略とコツ

せっかく手作りかごを完成させたなら、競技でも本気で楽しみたい。追いかけ玉入れには、体力だけに頼らない賢い戦い方がある。

追いかけ玉入れで勝つには、できるだけ籠に近づいて投げること、逃げる籠の方向を予測して玉を投げること、チームで声をかけ合って籠が逃げる方向に先回りすることが重要だ。逃げる側は早く走るだけでなく、ジグザグに走って時間内は止まらず走り続けることが有効だ。

投げ方にもコツがある。玉を投げるときは力任せに投げるのではなく、ふわっとアーチを描くようにしてかごの奥を狙うと入りやすくなる。かごに近い位置から狙ったり、チームで立ち位置を工夫したりして混雑を避けることも効果的だ。

また、子どもたちの自然な学びも競技の中で起こる。1回戦では箱が自分から少し遠くても投げてしまう子が多いが、やっていくうちに箱が近くにきた時の方が入りやすいことに気づき、2回戦では箱が自分の近くに来るまで待ってから投げる子が増えていく。経験を通して戦略を覚えていく様子は、追いかけ玉入れが持つ教育的な価値を表している。

追いかけ玉入れが育む力とは

追いかけ玉入れは、俊敏性の向上、判断力の向上、体力の強化、チームワークの強化といった効果が期待される競技だ。単に玉をかごに入れるだけでなく、逃げる相手の動きを読む「読み合い」の要素が加わることで、子どもたちの思考力も同時に鍛えられる。

保育の現場では、この競技を通じて「勝って嬉しい気持ち」や「負けて悔しい気持ち」を友達と一緒に経験させることが狙いとされている。勝敗よりも、全力で身体を動かし、仲間と声をかけ合う過程そのものに意味がある。

かごのデザインアイデア:もっと楽しくアレンジ

手作りかごは、機能性だけでなくビジュアルにもこだわれるのが醍醐味だ。動物の顔に見立てたデコレーションをかごに施せば、子どもたちのテンションはさらに上がる。

たとえば、かごにうさぎの耳を画用紙で付けたり、かごの縁にフエルトでまるい目を貼ったりするだけで、一気にキャラクターかごに変身する。チームごとに異なるキャラクターにするのもおすすめだ。赤チームはライオン、白チームはパンダ、といった具合に。子どもたちが「自分のチームのかご」に愛着を持てると、競技への意欲も格段に高まる。

また、かごのサイズは年齢に合わせて調整しよう。3〜4歳の幼児には口が広くて浅めのかごが入りやすい。5〜6歳以上になれば、少し口が狭いものでも適度な難易度として機能する。市販の竹製かごは伝統的な風合いがあり耐久性も高いが、最近はプラスチックのカゴも多く見かけるようになっている。目的や予算に応じて素材を選ぶといい。

保護者も一緒に楽しめる追いかけ玉入れ

追いかけ玉入れは子どもだけの競技ではない。体力自慢にかごを背負わせてもいいが、重役の方やムードメーカーさんが背負って逃げるのも楽しい。大人同士でも盛り上がること間違いなしだ。

親子運動会や地域イベントでは、保護者がかごを背負い、子どもたちが追いかけるというシナリオも大盛り上がりだ。親が本気で逃げれば子どもたちの目が輝き、少し手加減すれば小さな子でも玉が入って自信につながる。逃げる側の大人が「難易度コントロール役」を担うことで、年齢差があっても全員が楽しめる競技になる。

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まとめ:手作りかごで運動会をもっと特別に

追いかけ玉入れ用のかごを手作りすることは、決して難しい作業ではない。100円ショップで手に入る材料と少しの工夫だけで、十分機能するかごが完成する。大切なのは「背負いやすさ」「玉が入りやすい口の広さ」「子どもたちが親しみを感じるデザイン」の3点を意識することだ。

競技としての追いかけ玉入れは、鬼ごっこと玉入れを組み合わせた独自の盛り上がりがあり、体力・判断力・チームワークをまんべんなく育てる。保育園や幼稚園の運動会はもちろん、小学校の児童集会、企業レクリエーションまで幅広く活用できる競技だ。手作りかごに込めた工夫が、子どもたちの笑顔をさらに大きく引き出す。今年の運動会は、ぜひ手作りかごで思い出の一ページを作ってほしい。